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【GD17】孤児院の倒壊した食堂を再建して、こども達に笑顔と愛情いっぱいの食卓を作りたい!


 支援金の使途

第一目標:35万 
  -食堂再建のために必要な材料購入費 
  -現地大工さんへの人件費 
第二目標:60万円
  -こども達の食費、学費、生活費など

私達NPO法人アクションは、23年間支援を続けているフィリピンの孤児院ジャイラホームの倒壊してしまった食堂を再建し、こども達が以前のように、みんなで一緒にご飯を食べられる場所を作りたいと考えています。約14年前に建てられた食堂は、こども達や施設の職員が集まってご飯を食べる場所でした。しかし、老朽化した食堂は雨季の大雨や台風に耐える事ができず、今年の6月に倒壊してしまいました。こども達は男女別のコテージで生活しており、兄弟や姉妹がいたとしてもみんなで集まってご飯を食べる場所がなくなってしまい寂しい想いをしています。また、家族と離れて施設で生活しているこども達は、日常的に家族からの愛情を受け取ることができず、辛い思いを抱えながら暮らしています。そんなこども達が少しでも人のぬくもりや愛情を感じられるように、みんなでご飯を食べられる食堂を再建し、こども達に温かく楽しい笑顔が溢れる時間を届けたいと考えています。皆さまのご協力により集まった支援金で、再建に必要な資材費や人件費を補わせて頂く予定です。


 こども達がもう一度みんなでご飯を食べられる場所を!孤児院の食堂再建!

 

 私達は23年間、フィリピンの孤児院や貧困地域のこども達の支援活動を行ってきました。今回、私達が支援を続けてきた孤児院ジャイラホームにて、老朽化で倒壊してしまった食堂を再建するプロジェクトを実施したいと思っています。

 倒壊した食堂は約14年前に建てられたもので、こども達や施設職員がみんなで集まってご飯を食べたり、誕生日会やクリスマス会を開いたりする場所でした。しかし、木造で年々老朽化した食堂は、大雨や台風が多い雨季に耐えられず、今年の6月に倒壊してしまいました。こども達は男女別のコテージで生活しているため、食堂が倒壊してしまった今、以前のようにみんなで一緒にご飯を食べる機会がほとんどなくなってしまいました。兄弟や姉妹で入所していたとしても、一緒に食事をすることができない状況です。こども達がまた1つの家族のようにみんなでご飯を食べられる時間と場所を作るため、食堂の再建を行いたいと思います。

 なお、本プロジェクトは、孤児院に住み込むアクションの学生インターンが担当します。

 ジャイラホームのこども達

 

 孤児院ジャイラホームは、フィリピンの首都マニラから車で約5時間移動したカステリヤホス地区にあり、現在5~16歳まで17名のこども達が経済的事情や育児放棄、虐待などの事情により家族と離れて暮らしています。普段は元気な笑顔で遊んでいるジャイラホームのこども達。しかし、私がアクションのインターンとしてこども達と関わる中、ふとした時に彼らが見せる言動から、心の中で抱える寂しさや悲しみがどれだけ大きいのかを思い知りました。

 嫌なことがあった時、誰かに頼ることをせず、部屋に閉じこもり泣いている子。「早く会って一緒に遊びたい」と、家族に宛てた手紙を書く子。中には、寂しさに耐えられず施設を脱走し、遠く離れた家まで歩こうとした子もいました。

 施設で生活することはこども達にとってとても辛いことです。それでも、施設にいる間に少しでも多く、楽しく温かい時間を過ごしてほしいと思います。食堂を再建することで、「食堂で、みんなで一緒にご飯を食べて楽しかったな」と思える時間をこども達に届けたいと考えています。

 倒壊してしまった食堂

日本人のボランティアさんとご飯を食べるこども達

日本人のボランティアさんとご飯を食べるこども達

倒壊前の食堂

倒壊前の食堂

倒壊後、土台だけが残る食堂

倒壊後、土台だけが残る食堂

 食堂は、こども達がみんなでご飯を食べるだけでなく、日本からボランティアやゲストが来た際には、みんなで食卓を囲んで楽しくご飯を食べることはもちろん、歌ったりダンスを踊ったりすることもできる交流の場でした。

 フィリピンでは民間の孤児院に対する国や地方自治体からの補助金が一切ないため、ジャイラホームの運営費もアクション等の団体や個人の方からの寄付で賄われています。近年は寄付金も減少しており、こども達の生活費や教育費を工面するので精一杯という状況のため、何か楽しいイベントやお出かけ等はなく、こども達は孤児院と学校を往復するのみの日常を過ごしています。そんなこども達にとって、日本からボランティアやゲストが来た際に食堂に集まってみんなで過ごすことは、とても貴重な時間となっていました。

 倒壊した後の食堂はコンクリートの土台が残るのみで、現在は何にも使われていません。今回食堂を再建する際には、大雨や台風にも耐えられ、長年使うことができるように、これまでより丈夫な資材を使用する予定です。

 施設のこども達のため、皆さまの力を貸してください!

 

 家族と離れ、本来あるべき愛情を受けられずに生活しているこども達が感じている寂しさや辛さは簡単に埋められませんが、インターンとして孤児院で彼らと生活する中で思ったのは、こども達の笑顔が大好きで、出来る限り多くの楽しい時間を過ごしてほしいということでした。

 今回のプロジェクトで食堂を再建し、こども達みんなでご飯を食べられる場所をつくることで、孤児院での生活を少しでも楽しいものに出来ればと思っています。また、親から見離された経験から自己肯定感が低く、「どうせ自分なんか…」と思ってしまいがちなこども達に対して、彼らのことを想っている人が日本に沢山いるということをこのプロジェクトを通して伝えたいです。日本からのたくさんの愛情や応援により食堂が再建され、日常の楽しい時間が増えることは、孤児院で生活する間も、退所した後も、こども達が今後それぞれの人生を生きていく上での支えになっていくはずです。

 こども達のために、皆さんの力を貸してください。ご支援・ご協力のほど、どうぞよろしくお願い致します!